【医学部編入】オススメ参考書まとめ【勉強法】
こんにちは!
本日は、私が編入試験対策で使用した参考書を、科目別にまとめておきます。
参考にしていただけたらと思います。
①生命科学
初めに生命科学です。
こちらの記事
【医学部編入】私が実践した勉強方法 ~生命科学~ 【勉強法】 - 医学部学士編入へ
で紹介したように、K〇LSテキスト以外では、以下の書籍を使用しておりました。
生命科学演習でアウトプットし、分からない箇所についてエッセンシャル細胞生物学を用いて詳しく調べていました。
②物理
次は物理です。
K〇LSテキスト以外では、キャンパスゼミシリーズを使用していました。
編入試験では、以下の3分野で対応できました。
キャンパスゼミシリーズには各分野に講義書と演習書の2冊ありますが、講義書をお勧めします。法則の照明や語呂合わせでの覚え方もあり、円滑に学習が進みます。
余談ですが、単原子分子理想気体の内部エネルギーが
3/2×(ボルツマン定数)×絶対温度
で表わされることの導出問題が新潟大学で出題されておりました。
このような導出問題が出題された際にも、キャンパスゼミを使用していれば対応することが出来ます。
(キャンパスゼミ(熱力学)には上記の導出が詳細に記載されております。)
③化学
化学では以下に示す2冊を使用していました。
アトキンスは各用語や法則を詳細に説明しています。ただ、量が多く読み込むには向いていません。K〇LSのテキストで分からない箇所をアトキンスで調べる、というように辞書代わりに使用していました。
有機化学についてはサイエンス社の有機化学演習一択です。編入試験で問われる有機化学については網羅されており、K〇LSのテキストで大枠を掴み、こちらで詳細に学習するのが良いでしょう。
④統計学
統計学が出題される大学は限られております。
おすすめの参考書はキャンパスゼミシリーズです。編入試験に出題される統計学についてはこちらの参考書で網羅されております。
特に名古屋大学の統計学過去問にはこちらのキャンパスゼミで扱っている問題が出題されておりました。
⑤英語
英語はK〇LSテキストの長文読解と以下の問題を定期的に解いておりました。
(TOEICが600点に達するまでは。)
まとめ
本日は、学士編入試験でお勧めする参考書を紹介しました!
どの参考書も初学者の方でも理解しやすい参考書となっております。
質問がありましたらお気軽に連絡ください。
【医学部編入】私が実践した勉強方法 ~生命科学~ 【勉強法】
こんにちは!
各科目の詳細な勉強方法について教えてほしいという質問を複数いただきましたので、私が実践した勉強方法を書いていきたいと思います! 本日は生命科学について書いていきます。
※こちらの記事(↓)で記載した通り、私はK〇LSのテキストを中心に対策をしておりました。
また、各科目のおすすめ教材はこちらにまとめてあります。
それでは、生命科学の勉強方法について説明していきます!
はじめに ~勉強計画と気持ちの持ち方~
他の科目にも言えることですが、勉強計画の立て方についてお話しさせてください。
学習する上で意識していただきたいことは、スケジュール感と成果です。目的(成果)を意識しスケジュール感を持って勉強することで、無駄をカットし効率的な学習ができるようになります。
スケジュールは受験日程から逆算して週単位の進度計画を立ててください。この時、受験直前の1~2か月前に終了するように立てましょう。直前の期間は過去問中心の演習期間に充ててください。
計画は大雑把で良いです。この一週間でこの単元のここら辺まで、位に立てましょう。色んな要因が絡んで計画通りに行かないことも当然あります。2週間単位で計画の帳尻合えばいいや、くらいの気持ちで臨みましょう。計画通りに行かなくても、決して慌てたり自己嫌悪に陥らないでください。気持ちが沈めば勉強効率も下がります。ポジティブな精神状態をキープしてください。
次は成果です。
求める成果は当然、合格ですね!これを常に意識してください。受験勉強をする上で、絶対に目的(成果=合格)を見失わないように注意してください! 今していることが、本当に志望校合格に必要なことなのか、ということを自問することを習慣にしましょう。
以上の内容を確認していただいた上で、次の内容を読んでください。
進め方 ~生命科学~
STEPⅠ 先ずは過去問を解いてみる!
先ずは、志望大学の直近1年分の過去問を解いてみましょう!
過去問を一度解くことで、どのような点が問われるのか、ということを把握でき、学習の指針を立てることが出来ます。
ここで、解く過去問は直近年度の過去問にしましょう。
(2年度以上前の過去問だと、直近年度で傾向が変わっているときに困るので。)
STEPⅡ インプット ~要項集を一周読み通す~
はい、次はこれです。要項集を一周読み通すことを優先してください。
ここでは、単元ごとにノートにまとめる、というようなことは一切しないでください。まとめることが目的化してしまい、効率的な知識の吸収ができません。ノートにまとめる作業は非効率極まりないです。そんな時間があるなら、演習問題に充てたほうが良いです。
なので先ずは、ただひたすら読むことに集中してください。
要項集は図が少ないのでイメージしづらい内容も多いです。読んでいく中で、どうしても理解ができない箇所が出てきたら、その分野についてのみネットやエッセンシャルを用いて詳細に調べ、調べた内容を要項集の余白に書き出してください。
私は使用しませんでしたが、間違いノート、という形でのノートの使用は有効だと思います。テキストに書き込むことに抵抗がある方は、間違いノートに調べた内容をまとめてもいいと思います。ただし、その内容が要項集の何ページに書いてあるかはしっかりメモに残しましょう。
この時、前日に学習した内容を初めに通読するようにしてください。遡るのは前日までの範囲で良いです。(暗記するには反復学習は必須です。)
以上のことを、一周するまで繰り返してください。
STEPⅢ アウトプット ~演習問題を順に解く~
次はこれです。最も重要である演習問題です。
演習問題では、「医学部編入への生命科学演習」をおすすめします。分野ごとに系統的に学べ、難易度も編入試験にぴったりです。
それでは具体的な演習方法をお話しします。
先ずは頭から順に、演習問題のAのみを解きましょう。
Bについては編入試験には少々発展的すぎる点があります。勿論、Bの問題を解くことは試験で高得点を獲得することにつながるでしょう。しかし、こちらの記事
【医学部編入】私が実践した勉強方法【勉強法】 - 医学部学士編入へ
でも触れたように、編入試験の生命科学は基本的なことを漏れなく身に付けていれば筆記試験(一次試験)はパスできます。
なので時間に余裕のない方は、演習問題Aのみを解くようにしましょう!
ただし、間違えた問題や理解があやふやな分野については、しっかりエッセンシャル、要項集を用いて復習してください。
STEPⅣ 反復学習で知識の定着
演習問題Aを一周したら、もう一度要項集を熟読してください。
効率的に吸収するには、ご存知の通りインプットとアウトプットの反復が重要です。 要項集、演習問題Aを何度も反復し、知識の定着を図ってください。
この時、要項集に記載されている内容がどのような形で出題されるのか、という視点で学習しましょう。
上記の反復学習を繰り返し、力がついてきたら過去問を解き始めましょう!
STEPⅤ 過去問を解いて実践力を高める
ある程度力がついてきたら、過去問を解き始めましょう!
後は同様に、分からない箇所を深堀復習し、インプット学習との反復をしてください。
過去問、演習問題、要項集の反復をするだけで、生命科学の知識はかなりのレベルまで達します。
試験前1~2ヵ月は、過去問を中心に学習しましょう!
この時は時間を測り、本番同様の環境で取り組み、最終調整をお勧めします!
まとめ
・スケジュール感と成果を常に意識する
・先ずは過去問を解き傾向を把握する
・インプット、アウトプットの反復学習を継続する
本日は私が実践した勉強方法について記載しました。
生命科学は暗記が多く、成果が出るまでに時間がかかるかもしれません。
ですがこの科目をしっかり学ぶことで合格はぐっと近づきます。
日々の継続学習をしっかり実践し、合格を掴み取ってください!
【医学部編入】医学部学士編入試験の難易度や諸々
こんにちは!
本日は学士編入試験の難易度や受験に関する諸々について見ていきます!
倍率について
初めに、倍率に着目した編入試験の難易度を見ていきたいと思います!
編入試験の倍率は10倍以上の大学がゴロゴロあります。しかし、実際に編入試験を経験し、個人的に感じた難易度は、違うものでした。
率直に申し上げて、編入試験の実際の倍率は4,5倍ほど、ではないかと感じています。 その理由について説明していきます。
①合格レベルに達していない受験生が多い
先ずはこれです。
編入試験は学士の資格を所持していれば誰でも受験できます。
出願資格のハードルが低いため、合格レベルに達していない層が試し受験や記念受験をします。そのため全体の倍率としては10倍以上の高い数値となってしまっています。
なので実際に合格レベルの受験者層にフォーカスした倍率で言えば、はるかに低いものになっていると推察できます
②追加合格
次はこれ、追加合格です。
前述した通り編入試験の受験者のレベルは幅広いです。
また編入試験では、複数校を併願することが出来るため、上位層には複数校から合格を獲得する受験者が出てきます。そのような方々は進学先以外の大学は辞退するため、追加合格者が一定数出てきます。大学によっては追加合格者を含めれば、定員の1.5倍以上の合格者が出ます。
以上の理由から、編入試験の実倍率は4,5倍ほどにまで低下していると考えられます。
現に私も複数校の二次試験を受験しましたが、周りの受験者の顔ぶれはほぼ同じでした。
次に出願書類、筆記試験と面接試験について考察していきます!
出願書類について
出願書類について見ていきましょう!
出願に必要な書類は大学によって多少異なりますが、どの大学も卒業証明書、成績証明書は必須となります。また、大学によっては課題作文や志望動機書、指導教官の推薦書が必要となります。
一次試験を突破した後の面接では、殆どの大学で出願書類を基に質問をしてきます。
そのため、課題作文や志望動機書の内容はしっかりと練っておく必要があります。
書類を作成する際は、家族や友人に添削してもらうようにしましょう! 他者に見てもらうことで、内容の客観性や伝わりやすさが確実に上がります。
また、余裕があれば、面接官が質問したくなるような論理の穴を敢えて作り、餌を撒いておくこともしてください。(私はこれを実践することで面接も自分のペースで進めることが出来ました。)
ただし、穴を作るのは一つにしてください。撒きすぎると単純に文章力のない人だと思われます。
筆記試験について
例外はありますが、多くの大学が一次試験に筆記試験を実施します。
編入試験の筆記試験は生命科学+英語の二科目型から、物化統計を加えた多科目型の大学があります。
どちらの型でも言えますが、編入試験の生命科学の出題範囲は膨大です。大学ごとに出題範囲に偏りはありますが、編入試験は複数校を併願することが大前提ですので、基本的に網羅的に学習する必要があります。
筆記試験対策で最もウェイトをかける必要がある、生命科学の必要な到達度について、説明します。
生命科学は要項集の内容のみを徹底して学習すれば、どこの大学の筆記も通過できるレベルに達します。前述したように記念受験層もいますので、この難易度は決して高くはありませ ん。基礎的なところを漏れなく抑えることが出来れば十分、一次試験を突破できるレベルまで持っていけます!
小論文について
次に小論文試験についてお話します。
小論文は多くの大学で、二次試験として面接と共に課されます。小論文は自然科学系の科目と異なり、対策がし辛いと思います。
なので後日、私が実践した対策方法を書きますので、参考程度に読み流して貰えたらと思います!
小論文は、読書量や国語力は全く関係ありません。書き方のフォーマットを抑えあえすれば大きな失点には繋がりません。
面接について
編入試験の最後の関門は面接ですね!
面接試験は多くの大学で二次試験として課されます。
面接の配点は点数化している大学もありますが、ブラックボックスの大学が多いです。
また大学によっては面接、経歴重視といった大学もあります。そのような大学の場合、正直対策が難しく、相性や運の要素も効いてきます。
なので面接のことは先ずは考えなくていいです。出願書類に記入する内容さえしっかり練っておけば、面接のことは一次通過後に考える程度にとどめておきましょう。
一次に通過できる学力があれば複数校二次に進めます。その中から縁のある大学から合格を貰えればいいや、程度に考えておいたほうが良いです。
ただし、定番の質問(医学分野を志望した理由、キャリアビジョンetc)の返答については考えておきましょう。
受験費用について
次は切っても切れないお金の話をしていきます。
編入試験はお金がかかります。
受験料が1校3万、それに加えて移動費、宿泊費がかかります。一次を突破すれば移動費、宿泊費は二倍かかります。
平均して1校あたり7,8万ほど見ておきましょう。なので4,5校受験すると~40万ほど必要となります。社会人であれば大した出費ではありませんが、学生や会社を退職して受験に臨む方には痛い出費になります。
一次試験対策も重要ですが、費用の面も計画的に貯蓄しておきましょう!
また、あまりお勧めしないのが、バスでの長距離移動です。
体力を消耗しますし、ベストコンディションで試験に臨むのが難しくなってしまうので、なるべく利用しないようにしましょう。新幹線や飛行機を利用して、前日の17時にはホテルに到着するように余裕をもって移動するようにしましょう!
まとめ
・編入試験の実倍率は4,5倍程度
・出願書類の内容はしっかり精査
・生命科学は要項集を徹底
・面接対策は先ずは考えない
・受験費用の計画的な貯蓄
本日は、倍率に着目した編入試験の難易度やその他色々を見てきました!
編入試験の実倍率はデータ上の倍率よりも遥かに低いことを分かってもらえたと思います。
再受験の倍率と比較しても大差ないですので、編入か再受験で悩んでいる方がいれば、編入試験の挑戦も考えてみては如何でしょうか。
【医学部編入】学士編入と再受験、どちらが向いているか
こんにちは!
本日は学士編入のメリット、デメリットについて、再受験と比較して説明していきます。 どちらにするか悩んでいる方がいれば、本記事のメリット、デメリットを鑑みた上で判断していただけたらと思います!
学士編入のメリット
それでは先ず、学士編入のメリットを見ていきましょう!
①卒業までの時間を短縮できる
②科目数が少ないため、短い勉強時間で対策ができる
③複数校受験することができる
上記の3つが私の考える学士編入のメリットです!それぞれについて詳しく説明していきます。
①卒業までの時間を短縮できる
先ずはこれですね!
学士編入では多くの大学で2年次前期に編入することが出来ます(2年次後期、3年次前期の大学もあり)。そのため再受験と比べて最低でも1年の時間を節約することが出来ます!
どの大学も1年次は一般教養科目を履修します。もし再受験で入学するならば、もう一度一般教養科目を履修しなくてはなりません・・・。
対して学士編入では、一般教養は免除され、専門科目からスタートできるのです!たった1年と感じるかもしれませんが、一度履修した科目をもう一度履修するというのは、退屈な時間となってしまうと思います。
②科目数が少ないため、短い勉強時間で対策ができる
次はこれですね!
再受験ではセンター国語、数学、英語、理科2科目、社会1科目の勉強が必要となります。出題範囲も膨大なため、対策には時間を要します。
対して、編入試験では生命科学+英語(+理科、統計)のみです!再受験と比較して、少ない勉強時間で対策することが出来ます。
③複数校受験することができる
編入試験の最大のメリットはこの、複数校受験が可能、という点です。再受験では前期、後期で最大で2校しか受験することが出来ません。
対して、編入試験では、日程が重複しない限り、何校でも受験することが出来ます。何校でも受験できるということは、それだけ合格する確率も高まるということです。
(試験ではケアレスミス等もあり、実力を最大限に発揮できるとは限りません。しかし、複数回チャンスがあれば自身の100%に限りなく近い力を発揮できるチャンスが訪れる確率が高まります。)
以上が私の考える学士編入のメリットです。
次に、学士編入のデメリットを見ていきましょう!
学士編入のデメリット
①情報が少なすぎる
②倍率が高い
③合格基準が不透明
上記の3つが私の考える学士編入のデメリットです!それぞれについて詳しく説明していきます。
①情報が少なすぎる
先ずはこれでしょう。
再受験では、ほぼセンターの点数で決まりますので、経論受験科目の勉強をすればいいだけです。
対して学士編入試験は情報が少なすぎます。編入試験では正確な情報を収集することが対策の上で重要なため、合格者の8割がK〇LSというのも頷けます。情報収集についてはこちらを参考にしてください。
②倍率が高い
次はこれですね。
再受験では高くても3、4倍ほどです。対して学士編入では10倍~となっています。編入試験のメリットとして複数校受験可能、という点がありますが、それでもこの倍率はたじろいでしまいますよね・・・。
しかし、実際に編入試験を受験してみた手応えとしては3,4倍ほどに感じました。その理由については後日、別記事として書きたいと思います!
③合格基準が不透明
最後はこれですね。
編入試験の合否判定基準は不透明です。実際に受験した感覚ですが、試験成績よりも経歴やビジョンを重視する大学も正直あります。
(経歴やビジョンを重視、という言い方は語弊があるかもしれません。ただ試験成績のみで合否判定をしていない、ということです。)
成績開示を実施している大学では比較的透明性が担保されていますが(ですが面接点が大きい大学ではそうとも言えませんが)、実施していない大学では単純に試験成績で判定している訳ではありません。
再受験では、センターの出来が重視されるため合否判定に透明性がありますね!
まとめ
本日は学士編入のメリット、デメリットについてお話しました。編入試験か、再受験か、で悩まれている方がいらっしゃいましたら参考程度にしていただければと思います!
時間の制約がある方には編入試験をお勧めします。
【医学部編入】私が実践した勉強方法【勉強法】
あけましておめでとうございます。
先日、勉強方法に関する質問を頂きましたので、本日は、実際に私が行った医学部編入試験対策をお話ししたいと思います!参考程度に捉えていただければと思います!
因みに私は受験当時、フルタイムで働く会社員でした。時間捻出が難しかったので、効率の良い勉強、を常に心がけ実践しておりました。
勉強時間のウェイト
前記事(こちら↑)で言ったように、私の選択した受験校は多科目型でした。なのでTOEICが600点台に達するまでは、生命科学5、(英語+その他)5で、600点到達後は、英語を切り捨てて英語の分を物理、化学等の科目に振っていました。 生命科学については常にウェイトをかけて勉強をしました。
科目ごとの対策
教材はK〇LS一択だと思います。譲り受けたテキストを中心に学習しました。科目ごとに簡単に書きます。
・生命科学
要項集でインプット、医学部編入のための生命科学演習でアウトプット、のサイクルを繰り返しました。演習問題はAのみで十分です。
・物理、化学
これもK〇LSのテキストを使用しました。物理についてはキャンパスゼミも使用しました。
・英語
TOEIC対策の参考書、K〇LSの完成シリーズの問題を解いていました。単語は時間対効果が悪いと判断し、手を付けませんでした。(d大学受験レベルの英語力です)
・統計
臨床検査学講座 数学/統計学 、キャンパスゼミを使用しました。特にキャンパスゼミは丁寧に解説されており理解が進みます。
時間の捻出
会社員でしたので、平日は6:00~7:00、21:00~1:00の5時間を、週末は1日中勉強に充てていました。また少しの移動時間も無駄にしたくなかったので、テキストは全て自炊し、電子化して持ち歩き、通退勤の電車、昼休みもiPadで勉強していました。
効果的に成果を出すために、夜の時間は暗記の多い生命科学を、朝の時間は物理、化学の計算問題に充てていました。(朝は頭がクリアなので演習問題をテンポよく進めることが出来ます)
そして週末のまとまった時間に、英語や過去問を解いていました。
まとめ
・教材はK〇LS一択
・空き時間に勉強するためにも、テキストの自炊、電子化をおすすめ
・インプットは夜に、アウトプットは朝に行い、効率性を重視
【医学部編入】医学部編入したい人がやること
こんにちは!
本日は、私の個人的な意見として医学部編入したい人がやるべき3つのことを優先順に書いていきます。
STEPⅠ 最優先は情報収集!~K〇LSを上手く利用しよう~
言わずもがな、先ずは情報収集です。最短で成果を出すためには、正確な情報と適切な対策スケジュールを立てることが必要です。
そのため、K〇LSが主催している説明会に参加しましょう。編入試験の動向や編入試験実施大学ごとの特徴も把握でき、受験校の選定に貴重な話を聞くことが出来ます。
またこの説明会の良いところは、参加特典として合格体験記を無償でもらえる、という点です。合格した先輩方が詳細に自身のバックグラウンド、対策方法等を記載してくれています。自身のロールモデルとなる先輩の方法を参考にできます。
自身のロールモデルを探索する上で、以下の文庫も参考になります。
こちらは大阪大学医学部に学士編入学した学生が作成しており、各合格者のバックグラウンドや対策方法が詳細に記載されております。また併願校も参考にできます。
こちらの書籍は合格体験記と違い、合格者一人一人の匿名性が高くないため、より正確な情報を得ることが出来ます。
STEPⅡ 受験校の選定
次は受験校の選定です。STEPⅠで得た情報を基に、最も合格率が高い大学を選びましょう。 その際に考慮すべきは以下の3点です。
①バックグラウンド(理系or文系など)
②大学の求める学生像
③英語が得意か
①については、理系の方ならどの大学も選択肢に残るでしょう。文系の方は公言されていませんが、受験困難な大学が出てくると思います。
編入試験は大学の求める学生像とマッチングしているかも重要です。②については募集要項や合格体験記を参考に、自身に合う大学を選びましょう。(文系卒or理系卒の合格者が多いetc)
個人的に重要なのは③英語が得意かどうか、だと捉えています。
英語が不得意な方は多科目型を選択して、他の科目でカバーすることをお勧めします。
英語が得意な方は極論どこの大学も狙えます。自身のキャリアビジョンに最適な大学を選択しましょう。
STEPⅢ 勉強スケジュール
それでは受験校が決定したら次はスケジュールの作成です。
(1)2科目型(生命科学+英語)
2科目型大学を選択した方は比較的英語が得意な方ではないかと思います。なのでこの型の大学を選んだ方は、生命科学に注力しましょう。
(編入試験の生命科学の範囲は膨大です。しかし出題分野は大学ごとに少なからず傾向があります。なので志望校の過去問を入手し、その分野にフォーカスを当てて対策しましょう。)
(2)多科目型
この型の受験生については、英語が得意かどうかで分けて説明します。
①英語が得意
前述した通り、この型の方はどこでも狙えます。
ウェイトの置き方ですが、生命科学5、残りを物理、化学、英語等に振りましょう。
②英語が不得意
英語が不得意な方は、正直他の受験生と比較して不利は否めないと思います。(これは合格確率が低いという意味ではありません。選択できる大学に制限が出来てしまうということです。)
ただ私もこの型(TOEIC600点台)で合格できましたので、同じ型の受験生は一意見として参考にしていただければと思います。
最短期間で合格したい方は、先ずはTOEC、TOFLEスコア換算型の大学を先ずは検討することをお勧めします。
一般的に言われていますが、英語ができるからTOEICハイスコア、とは1対1に言えません。逆に考えれば、あまり英語に自信がなくてもあるレベルまでは持っていけます。特にTOEICはやり方を抑えるだけで600~700点程度までは上げられます。
TOEIC600~700程度まで達すれば後は、英語は捨てて、他の科目に集中してください。 英語は継続しても結果が出るとは限りません。見限る決意も必要です。
まとめ
・情報収集にはK〇LSを有効活用する
・英語の得手不得手が受験校を左右する
長くなりましたが、質問等あれば気軽に連絡ください!
自己紹介と本ブログの目的
はじめまして。
医学部学士編入試験の情報や医学部生活について発信して行こうと思い、ブログを始めました。
自己紹介
・経歴
公立高校普通科を卒業。医学部をAOで受験するも不合格。
↓
センターの出来も芳しくなく、医学部を断念。物理学科に入学。
↓
大学院卒業後はメーカー研究職に従事。
↓
半年間の勉強期間を経て国立大医学部に学士編入。←今ここ
以上が大まかな経歴です。
高校時も医学部を目指していましたが、見事に惨敗しました・・・。色々な制約で浪人は出来なかったので、医学の次に興味があった物理学を学びたいと思い、国立大理学部物理学科に進学し、大学院修士課程までの6年間、物理学に没頭しました。しかし医師への未練はずっとありました。
・編入を目指したきっかけ
一番のきっかけは、会社でのキャリアビジョンをイメージできなくなってしまった、ということです。
色々思い悩んだ結果、
せっかくの人生、死ぬときに後悔しない生き方をしよう!
と思い、未練のあった医師を目指すことを決意しました。
医学部入試を調べてみると、一般入試の他に、学士編入もあることを知りました。そこで思い切って編入試験に挑戦することにしました。
(一般入試ではなく、編入試験を選択した理由は後日書いていきたいと思います。)
本ブログの目的
医学部編入試験は情報の少ない試験です。そのため試験合格には、編入試験のノウハウを蓄積している某大手予備校K〇LSに入学することが近道となると言われています。しかし経済的要因等で予備校に入学することが出来ない方も多く居ることと思います。
本ブログは、
最小限の投資で医学部編入試験合格を目指している方へ、私自身が試験対策を通して得た情報を発信して行く、
ことを最大の目的としています。
終わりに
今後、私が実践した具体的な勉強方法や対策方法について書いていきます。
年末年始は比較的時間が取れるので定期的に更新していきます。