【医学部編入】私が実践した勉強方法 ~物理化学~ 【勉強法】
こんにちは!
本日は物理化学の勉強法について書いていきます。
ただ基本は以前の生命科学の勉強法で記載したように、初めに志望大学の過去問で傾向を把握した後、インプットとアウトプットの反復学習になります。
【医学部編入】私が実践した勉強方法 ~生命科学~ 【勉強法】 - 医学部学士編入へ
物理と化学で優先順位をつけるなら、物理を先に学習することをお勧めします。
化学の学習には、物理の知識や考え方を前提とした内容が多くあるためです。
それでは私が実践した勉強法をお伝えします。
進め方 ~物理化学~
STEPⅠ 過去問で傾向把握
先ずはこれですね!
直近年度の過去問を確認してください。
物理化学の問題は、自身の専攻と一致していない限り、初見で解くことは難しいです。
なのでここでは、どの分野が出題されているか、ということだけを確認してください。
例えば化学なら有機化学の分野の出題が毎年ある、物理なら力学よりも電磁気学の出題が多いな、といった感じです。
物理化学は生命科学と比べるとボリュームが少ないです。また傾向も殆ど変わらない大学が多い印象です。そのため志望大学の過去問で出題されている分野を先ずは学習しましょう!
学習する内容は、基本事項のみに留めてください。
物理化学では、非常に難解な問題が出題されることがありますが、基本的な問題を漏れなく拾うことが出来れば十分です。
ただし、有機化学については暗記要素が大きいので試験直前に叩き込むようにしてください。化学専攻で基礎知識があれば物質の性質、製法については系統的に学べますがコスパ悪いです。過去問に出題されている問題についてのみ原理原則まで深堀学習し、出題されていない内容は捨てましょう。
STEPⅡ インプット
過去問で傾向を把握することが出来たら、次はテキストを読み込みましょう。
物理化学についてはカルスのテキストのみでは、初見の方には厳しいかと思います。
私が使用していたテキストをこちら
【医学部編入】オススメ参考書まとめ【勉強法】 - 医学部学士編入へ
で紹介しておりますので参考にしてください。
物理ではキャンパスゼミシリーズを使用していました。
こちらの参考書は、大学で物理学を学ぶ学生向けに書かれており、原理原則が丁寧に解説されています。定理の証明も記載されており、理解しやすい内容となっておりますので是非お勧めです。
化学では、①「演習 有機化学(サイエンス社)」、②アトキンスを使用していました。
特に①では物質の性質や製法とその原理まで詳しく解説されており、有機初心者の私でも理解しやすかったです。演習問題の難易度も丁度よく、自身の理解度チェックに最適です。
(先述した通り、過去問に出題されている物質の性質、製法のみを学習しました。)
アトキンスは各用語や法則を詳細に説明しています。ただ、量が多く読み込むには向いていません。K〇LSのテキストで分からない箇所をアトキンスで調べる、というように辞書代わりに使用していました。
私は電池化学の分野が苦手でしたので、アトキンスを参考に理解を深めました。
原子物理、化学結合の分野は、カルスのテキストでも比較的丁寧に解説されており、十分対応できるかと思います。
STEPⅢ アウトプット
インプットの次は演習、アウトプットです。
試験2ヵ月前までは、過去問で出題されている分野の基本事項のインプット学習に費やしました。その後は、ひたすら過去問を解いていました。志望大学の直近5年分を解き、分からない問題を深堀学習していました。
過去問は3周し、同様の問題が出題された際は確実に正解できるように対策をしておりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
本日は物理化学の勉強方法について、実体験を踏まえて記載しました。
勿論、人それぞれ適した勉強方法があると思いますので参考程度に読んでいただければと思います。
最後に、これは個人的な試験対策なんですが僕は試験ぎりぎりまで自分の苦手分野は勉強しません。というよりも、何度学習しても頭に入らない分野があります。(私の場合、 電池化学です。)その分野については、試験直前ぎりぎりに詰め込むようにしてます。どうせ何度やってもすぐに忘れてしまうので。